いんちきのもよう

コント師関本佳史 告知とかおねおねした文

プログラマーてのは金取る巨乳ではない

 プロてのは、なんでしょう。端的にいうと金をとったらプロだろう。
  ま、それだけで生活してなくてもプロといえばプロだ。

 プロゴルファー、プロ野球選手、プロゲーマー、エトセトラエトセトラエトセトラ。
 
  で、プロがつくものとプロがつかないものがある。これはなぜか。アマチュアの存在である。その分野にアマチュアがいないだろうというものにたいしてはプロとは言わない。プロとことわらなくてもプロにきまっている、というやつだ。
 プロ警備員、とは言わない。多分、アマチュアがいないだろうからだ。そりゃいるかもしれないが、なかなか警備てのは趣味にならない。で、勝手に警備員したら邪魔だといわれる。
 勝手に工場の前にたって、入館証明をきた人に渡しているとどうなるか。通報されるだろう。
  趣味として、それをする人の有無だ。なぜ警備員を趣味としてしないのか。警備は趣味とするには、乙とか粋とはそういうのがかなり必要となる。なぜか、なぜだろう。あまり、アドレナリンは出にくいでしょうし、アドレナリンでまくりの警備員てのも困るかもしれない。
  医師。これもだいたいプロだ。あまり趣味が医療てのはない。精々ヨーグルトたべたらよく便がでると近所のひとに言うおばさん、てとこだろう。外科的なことになると、まず趣味としてはない。趣味は盲腸切ることです、なんて人は相当生きるのに苦労するだろう。
  潜水艦の乗組員、ひよこのオスメス鑑定士、ゴミ処理、エトセトラエトセトラエトセトラ。
 あまりアマチュアがいないもの。それにはプロがつかない。プロしかないぐらいのものだからだ。

 
 情熱大陸という番組がある。この番組は概ねプロの人間の密着取材という構成である。
 思うに、プロよりもアマチュアのほうが情熱はあるのではなかろうか、とおもうのだ。
 ゴミ屋敷の人。この情熱はすごい。どえらい。ゴミ屋敷はゴミ屋敷でもなんでも持って帰るゴミ屋敷のほうだ。廃棄しないほうじゃなくてね。なんでも持って帰る人。
 部屋の中は、ゴミ。当人からしたらゴミでないものであふれている。外にもはみだす。屋根の上に自転車なんてこともある。
 情熱だろう。
 屋根の上に自転車である。屋根の上の自転車の上でもバイオリンはひけるだろうか。どうでしょ。
 
  いつか情熱大陸はゴミ屋敷の人の情熱を特集するべきだ。べきかどうかは知らんが。

 プロ瓶ビーラーになれたらええな。プロ瓶ビーラーとは、瓶ビール呑むのプロだ。無理かねえ、なりたいなあ。