いんちきのもよう

コント師関本佳史 告知とかおねおねした文

岩盤浴の効能

 たばこを吸っている。結局吸っているのだ。このままいけば禁煙となったのだが、このままいかなかったのだ。

 たばこを吸うと、腰が痛い。これ関係ないようだが、関係があるのだ。たばこを吸うと、筋肉が固くなる。これ関係ないようだが、関係があるのだ。なにせ、禁煙してはダメになってを繰り返している人間がいっているのだ。

 

 腰が痛いと嘆くと妻はこう言った。

「ならば岩盤浴にいけばいい」

 そうなのだろうか。かなり回り道をしている気がするのだが、どうだ、回り道だろう。腰がいたければ整体にいくほうがいいような気もするのだが、妻がいうには

岩盤浴にいけば腰が痛みが和らぐ」

というのだ。

 

 そういうことで、そういう言葉にのって、ほいほいと家族で岩盤浴のついてるスーパー銭湯に行った。私はわりに大浴場とか露天風呂と言われてるものが好きなのだ。なぜ好きかというと、家の風呂よりも呆けれるからだ。一人でおねおねと風呂に浸かっているいたのだが、4歳児のこどもも一緒に入る運びになった。この4歳児のこどもというのは、私のこどもである。他人のこどもを風呂に入れることはまずないのだ。私のこどもである。

 

 昔は熱い風呂にはいれなかったこどもだが、今では入れるようになっていた。

「ああああああ、あつくなってきた」

とこどもが言うので、ならば水風呂にはいっていなさい。と水風呂につけた。小さな人間が水風呂で呆けている。こどもてのはどえらいもので、およそ5分くらいはいっていた。ま、その後熱い風呂に10ほどつかったのは言うまでもない。

 

 風呂部門を終わらせ、私は一人岩盤浴へと向かったのである。この岩盤浴

、過去にもはいったことはあるのだが、これがどうも私には魅力的に感じないのである。あつううううい部屋、下が石、そこに寝転んでいる。

 これがそんなに魅力的だろうか。だって、夏場に寝転んでるのとどうちがうんだ、という気になるのだ。夏場、石の上に寝転んでいる、これとどう違うのだ。そんなこといいだしたら、サウナはどうだ、となるのだが、サウナはいいのだ。うん、勝手なそれだが、サウナはだって夏どころじゃないから。いっそ夏どころじゃないから。岩盤浴は夏でしょ、あれ。夏。夏だよ。

 

 なにはともあれ、そういうふうな思いがありますが、なにせ私は向かった。向かったのだ。岩盤浴に。

 

 結果からいいますと、やはり岩盤浴は夏だった。夏ばに下固いところで寝ている。そういう状況であった。

 夏に家でねてるのとどう違うのかわからない。岩盤浴と夏の家でのごろ寝の違うところは、自由気ままに屁がこけるかどうか、というのもある。岩盤浴では屁がこけない。屁をこかないでくださいという注意書きはないが、それぐらいのことはわかる。岩盤浴では屁はこいてはならない。音がしたら恥ずかしいし、音を消したとて臭いの塊になるのはわかる。

 

 結局腰痛がましになったかというと、皆目ならんのだ。滞在時間10分だしね。岩盤浴の魅力、いまだわからず。

 

 

 3月28日 土曜日

関本佳史独演会「よんぱか」

18時開場 18時30分開演

大阪市中央区西心斎橋2-8-33アメソンスクエアビル地下一階ライブスペース秘密基地

出演 関本佳史

コント8本

前売り1000円 当日1500円

 

公演後 インターネットラジオ漢方おねおね放送局の公開収録があります。

月見峠のコントもあります。

月見峠がネタをするといっているのです。ぜひぜひ。

 

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 つ離れ、願う。