いんちきのもよう

コント師関本佳史 告知とかおねおねした文

昔禁煙セラピーを読んだ

 昔、禁煙セラピーという本を読みました。それは、煙草をやめたいからです。煙草のあかんところは、身体に悪いし値段が高いところです。煙草のいいところは、ふううまいなあ、というところです。 

 けどまあ、うまいなあとなるが、肩は凝るし喉は痛いし値段は高いし、てのを凌駕するほどうまいかあ、となるとそこまでうまいようには思いません。秋吉の純系のほうがうまい。瓶ビールのほうがうまい。ここで、問題なのは瓶ビールと煙草の相性がいいところです。それはさて置き、おきた君の中身はおじさんで、おきた君はたまにしか洗わないのでわりと臭いと聞きました。おきたくんとは、おはよう朝日というテレビ番組にでていたうさぎのバケモノです。実際にうさぎのバケモノなら、生物学的番組になりますが、おはよう朝日は情報番組です。なぜなら、おきたくんはうさぎの着ぐるみで中身はおじさんで、その着ぐるみはそない洗わないので割と臭いという都市伝説があったのです。

 

 それは、さて置き。おきた君は、以下略。


 とどのつまりが、煙草を辞めたくて禁煙セラピーを読みました。で、要約すると、煙草のやめ方は我慢とありました。

 その、我慢ができないから、本買って煙草やめようとしているのです。とどのつまり我慢なら、母親でもいえます。

 ま、しかし、真理でしょうな。


 いくら食べても太らないダイエットはないように。結局我慢である。ダイエットでいうと、こういう説もある。低炭水化物ダイエットの逆。まったく逆をする。米はいくら食ってともいい。米、野菜、みそ汁という食事をする。それを満腹。量はいくら食ってもいい。ならば、そこそこ痩せる。その方法を一旦理にかなっているものとする。なんか、そんな気がしないでもないから。粗食はいくらくってもいいと。


 だけど、それも結局我慢である。脂っこいものや、甘いものが喰いたいではないか。焼肉に瓶ビール、そうなればおのずと煙草じゃないか、となるのだ。


 なぜ、その炭水化物だらけダイエットをさもありなんと思ったかというと、昔、米とキムチだけの日々やら、食パンと塩の日々やら、うどんに醤油かけただけの日々をしてたら、痩せたからだ。あほほど喰ってたのにである。


 麺ついて。そばの話。乾麺やなくて、一度茹でてるタイプのそば売ってますな。あれ、ひと玉30円ぐらいで。そればかり喰ってた頃。ある日、鍋でそばを湯がくのが、邪魔臭くなった。乾麺やなし。湯がかなくてもく喰えるんやないかと、そばを湯がかず蛇口からでる水道水でほぐして、蕎麦つゆにつけて、たべた。

 食えた。そこまで悪くなかった。


 3日後、急に胃が痛くなった。のたうちまわった。死ぬかと思った。死ななかったが。きっと胃が荒れたのだろう。

 一袋30円くらいのあのそばは湯がけ。湯がくんだ、じゃないと胃が荒れる。